1.「CCD」とは?
 デジタルカメラはレンズを透してきた光(映像)をCCDと呼ばれる装置で電気信号に置き換えます。
CCDサイズが大きい方が画質的に有利です。
1/3インチより1/2インチ、1/2インチより2/3インチと良くなります。サイズが大きくなるほど感度が良くなります。

2.「画素数」とは?
 デジカメで撮影した写真は細かい点が集まって絵に見えています。
画素数とは、その点の数のことです。従って、画素数が多いほど、鮮明な写真を撮ることができます。
 最近では、130万画素から300万画素ぐらいで価格が4〜6万円の物が主流です。

3.デジカメの記憶媒体
 普通のカメラの場合、撮影した写真というのはフィルムに記録されます。
 デジカメの場合は、「記録メディア」と呼ばれるメモリーに記録されます。
記録メディアの種類の代表的なものはスマートメディア、コンパクトフラッシュ、 メモリースティックの3種類があります。
 その他にも、マイクロドライブ(CFtypeU)、マイクロドライブ(PCカードサイズ)、フロッピーディスク、MDなど 様々な記録メディアがあります。

スマートメディア

コンパクトフラッシュ

メモリースティック

4.デジタルカメラからの画像の取り込み方
 デジカメで撮影した画像データをパソコンで読み出すためには、様々な方法があります。

●フラッシュパス接続
 フラッシュパス(FlashPath)とは、スマートメディアをフロッピーディスクドライブで読みこみを行うためのアダプターです。

フラッシュパス

●PCカード接続
 PCカード接続とはコンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティックをそれぞれの PCカードアダプターに入れ、PCカードスロットで読みこみを行うためのアダプターです。
 パソコンに接続すると、マイコンピュータに記録メディアがリムーバブルドライブとして認識されます。

PCカードアダプター
(コンパクトフラッシュ用)

PCカードアダプター
(メモリースティック用)

●PCカードリーダー接続
 コンパクトフラッシュ、スマートメディアをPCカードリーダーに挿入し、USBケーブルなどでパソコンに接続し読みこみを行う方法です。
カードリーダーとパソコンの接続方法にはUSB接続の他に、SCSI接続、パラレルポート接続があります。
 PCカードリーダーもPCカード同様にパソコンに接続すると、マイコンピュータに記録メディアがリムーバブルドライブとして認識されます。
 現在では手軽に接続できるUSB接続が主流です。

PCカードリーダー

●ケーブル接続
 デジカメとパソコンを直接ケーブルで結ぶ方法です。デジカメの専用のケーブルと転送用の ソフトウェアと使い、シリアルポートやUSBポートなどから画像データを読み込みます。


ケーブル接続